#486　彼って一体・・・。

サークルの忘年会が。
いい感じで盛り上がってたのに。
2次会で突然松山（後輩）が失踪。
上着もケータイも置いて。
早めに切り上げて店を出ると、電柱に寄りかかった彼の姿が。

注：津軽はもう一面雪。冬真っ只中。

メガネは無いし、店のスリッパだし。
ろれつが回らず、方向感覚も全然。
質問に答えようとするといきなり意識失ったり。
家につれて帰ろうとすると獣の眼で睨みつけたり。
そんな有様なのにたまに我にかえったり。
かと思うと俺は独りで凍死するからほっとけとか言うし。

挙動不審過ぎ。
女の子はビビっちゃうし。
結局センパイ方の熱心な説得でタクシーで送られましたが。

彼は僕の人生において、
酒癖の悪いヤツNo．1の座を長いことキープするでしょう。

貴重な経験でした。
みんなの人間性も垣間見れました。
時には優しく時には厳しい鹿糠さん。
全体を見つめる千葉さん。
落ちついた説得を続ける山田さん。
睨みつける彼にケンカふっかけそうになるうどん氏。
諸先輩の様子をじっとみつめる高瀬君。
ハナから彼にキレっぱなしの2butter君。
特に感心したのが、
これらの一連の様子を客観的に「面白い」と表現したJulius氏。

自分についてもいろいろ発見が。
初めは説得しようとするも
相手が暴力に訴える雰囲気になると
急にかかわりたくないモードになる自分。
キレた相手には絶対に感情的になろうとしない自分。
不審な言動を一定のパターンで繰り返す彼に
医学的興味が涌く自分。

よく考えてみると、
サークルの仕切り役やいろんな面倒事を、
彼に押しつけてきた面があるかもですが。
彼があんなんなった原因の一つかもしれません。

貴重な体験でした。

2001.12.22. 05:00